かってな語学日記

日本語、外国語、言語学、文字、その他いろいろな語学のこと

今日のネタがないのでネタ探し的な雑記

 語学のことを書きたい! と新たにブログを立ち上げた(というか作ったまま使っていなかったブログを引っ張り出した)のはいいものの、週1で更新するのがなかなか厳しい。その理由は何かというと。圧倒的にインプットが足りない。インプットなしにアウトプットせよというのはちょっと難しい。

 ここより長いこと書いているアニメ漫画感想ブログ「くろくろDictionary」のほうは、インプットが絶えずある。毎週アニメを見ているし、月に5誌購読している漫画雑誌、漫画の単行本、アニラジ、ゲーム、小説、etc.とにかく話題には事欠かないし、インプットしたものを自分の中で整理してアウトプットするだけで十分記事になる。ところが、語学に関してはほとんどインプットがない。定期的に買っている雑誌があるわけでもなく、テレビを見ているわけでもラジオを聴いているわけでもない。唯一、図書館にはたまに行って、何か興味を魅かれたものを借りてきて、自分の中に語学の風を吹かせている。そうして何かに触れることをしないと、好きなことでもたちまち心から消えてしまうんじゃないか、と思うので。

 1週間に1回でもブログを書くことを決めてそれを続けて行けば、ちょうどいい空気の入れ替えになるんじゃないかと思った。ブログ作っておいて「好きな時にかけばいい」と思っていると全然書かなくなってしまうので、多少無理矢理だけど、1週間に1記事書くというルールを自分に課した。あっちのブログも同じように最低でも1週間に3記事は書くと決めて、今のところこれを続けられている。ただ、最近あっちのブログで3記事書くのがギリギリで日曜日にずれ込みつつあるので、今日は語学ブログを書いている場合ではない。でも何か書かなければ、今週書かなかったら来週も書かないかも……ということで、適当にも程があるけど、なんとか、書いてみた。

 

 これだけじゃちょっとアレなので、過去にやりかけたまま放置していることで、今後使えそうなネタを探してみる。

スラヴ語動詞の構造

 原求作さんの『ロシア語動詞の構造』という本を参考に、ロシア語だけでなくもっと範囲を広げて、スラヴ語派の動詞の構造について調べてみようとした。ルーズリーフ10枚くらいに書いたまま放置している状態。分からないこともあるけど、この作業はすごく楽しい。これの続きをやりつつ、ブログのネタにするというのもいいかもしれない。

スラヴ語名詞の構造

 同書にならって今度は動詞ではなく名詞の構造を(もちろんロシア語だけじゃなくスラヴ語の範囲で)調べてみようかなと思ったこともあった。これはほとんど取り掛かる間もなく、ようするに何もやっていないも同然ということ。

万能の翻字について

 そんなものないことは百も二百も承知だけど……。アラビア語とか、グルジア語とか、インドの言語とか、ラテン文字以外の言語の場合、いくら頭で「この文字はkと読む」みたいなことが分かってても、文字を見て音のイメージがすぐに出てこない。そこでラテン文字に翻字する。読めない英語に対して、カタカナで読み方を書くようなもの。その場合はラテン文字をカタカナに翻字していることになる。

 しかし、カタカナにせよラテン文字にせよ、世界中の様々な言語の音を表すには限界があって、翻字するにもいろいろな工夫が必要になる。実際いろいろと工夫されてるんだけど、問題はその工夫の仕方が言語によってバラバラということ。系統的に近い言語どうしだと、音も似ていることがある。ところが、文字が読めないと翻字することになり、翻字の方法が違うと、同じラテン文字で似ている音を表しているのは分かっているのに、全然違う表記になる。たとえばカタカナなら「シュ」と書くであろう音を、ラテン文字でshと書いたり、šと書いたりみたいなこと。

 同じ音を完全に同じ文字で翻字しようと思ったら、簡単なこと、IPA国際音声字母)を使って発音を直接表記すればいい。でもそうじゃなくて、そこまで正確でなくてもいい……。長母音を書くならāかaaかどっちかにしてっていうくらいの話。なんとも自分でおかしなことを書いてるのも分かってるのだけど、IPAほど正確な発音表記でなくていいから、もうちょっと言語ごとの発音に即した翻字のシステムがほしい。

 しかし土台無理な話である。元からラテン文字を使っている言語でも表記方法なんて様々。フィンランド語は長母音をaaのように書くけど、ラトヴィア語はāとかēみたいに書く。英語はshと書くけどチェコ語だとšと書く。文字の統一性が欲しいのなら、先に書いたようにIPAを使って、すべての文字を別の法則によって書き表すほかない。ネタを探すつもりだったのに話が終わってしまった。これはボツということで…

印欧語の音韻推移について

 グリムの法則と呼ばれる有名なゲルマン語の音変化がある。英語やドイツ語の先祖、ゲルマン祖語は、印欧祖語から受け継いだ一連の子音をドミノ倒しのように変化させた。詳しいことは省くけども、この音韻推移が起こらなかったラテン語と比べると、ラテン語でpとなっている音が、ゲルマン語ではfになっている(「足」ラテン語pēsに対して、英語foot、ドイツ語Fuß; 「魚」ラテン語piscisに対して、英語fish、ドイツ語Fischなど)。

 その元となった印欧祖語の子音体系について、伝統的な再建形とは別の説があって、そっちの説だと、ゲルマン語に起こった音韻推移や、ほかの言語に起こった変化・起こらなかった変化、いろいろなところに影響が出てくる。それを自分の手で調べて確かめてみたいなと思ったことがあった。どうも本で説明を読んだだけだといまいち実感がわかないというか、具体的にどうなっているのか見えづらい。

 しかしそもそも、印欧祖語の音がどのように変化していったのかということがちゃんと分かってない(とくにアルバニア語とかアルメニア語とか、あとはインド系…)ので、そっちを勉強するほうが先で、これもやりたいことの一つ。ブログで使えるかどうかはともかく。

古代語の古代とはいつのことなのか

 これは割とすぐに書けそうなネタ。古い言語を「古英語」「古代ペルシア語」「古代教会スラヴ語」みたいに言ったりするけど、同じ「古」という言い方をしていても、その年代って全然違うよね? という話。たぶん違うはずである。

 年代を調べるとなると、きちんと調べないといけない。ネットの記述は鵜呑みにはできないので、できれば専門に書かれている本を使って調べたい。そう考えるとなかなか手が進まなくて、確か前にも途中まで調べたような……と思いながらまた一から調べ直して、またその紙をどこかにやったままだったりして、なんとも中途半端な状態。一度ちゃんと調べたいところ。

 

 なんだかんだでそれなりの文量になってきたので今日はこの辺で。ではまた来週。